- ソナーニルコラム 第5回

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★  ソナーニルコラム 第5回

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(1902年第2号「ニューヨークの娯楽」より抜粋)



マジェスティック劇場

 マンハッタン島ブロードウェイ・ミッドタウンに位置するこの劇場は、座席数3000を越す大劇場です。前世紀末に作られた比較的新しい劇場で、ハドソン劇場などと同じく最新の設備が整っていることが特徴です。機関機械式リクライニング・シートは皆さまに快適な観劇をお約束し、大小さまざまな機関機械の粋を尽くされた舞台装置の数々は、新たな娯楽“映画”では到底味わうことのできない臨場感に満ちた劇場空間の形成を果たしてみせるでしょう。
 当劇場は特に新進の作品を上演することで知られており、才能に溢れた挑戦的な若手脚本家を抱えていることも評判となっています。中でも、欧州フランスから亡命してきたという触れ込みの若い天才作家ガストン・ルルーが脚本を手掛けた「オペラ座の怪人たち」は恐ろしくも美しい浪漫怪奇作品として老若男女に受け入れられ、近年希に見るほどのロング・ランを果たし、マジェスティック劇場の名を合衆国はおろか南部連合にまで知らしめることとなっています。新大陸じゅうの劇場がこぞって上演権を手に入れようとしている、と噂されていますが、マジェスティック劇場は決してこの金の卵を手放すことはないでしょう。「オペラ座の怪人たち」の成功は、その奇怪にして奇妙にして美しささえ備えた世界観の構築にこそ要があり、そしてそれを完璧に表現できるのは、当劇場の最新設備だけであるからです。
 ブロードウェイへお立ち寄りの際には、ぜひ、当劇場へ。
 チケットの入手はぜひ本紙巻末に記載された電信番号まで。許諾業者以外からの入手は勿論州法違反となりますし、なにより信じられないほどの高額です。その点、本紙の紹介する仲介業者はフォード自動車工場の系列会社であるため、信頼性は確実です。ぜひ、お求めは巻末の番号まで。



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フランクリン劇場

 ベンジャミン・フランクリンの名を知らない人間は合衆国にいますか?
 答えは、いいえ(ノー)、です。彼は偉大な財産家であり、著述家であり、政治家であり、碩学でありましたが、何よりもわたしたちに言えるのは彼が建国の父のひとりであるということではないでしょうか。
 合衆国首都キャピタル・ワシントンに聳える大機関図書館を設立した人物であり、情報の有意を唱えて公文書館を提言し、フィアデルフィア機関大学を設立し、独立のために大英帝国に働きかけ、そして合衆国独立宣言の起草委員たる“ビッグ・ファイブ”の一員として活躍し、独立戦争中はその外交手腕を欧州で振るった偉人──
 偉人。まさしくそう表現するのが相応しい彼には、神秘的とさえ呼べる伝説が幾つも存在しています。中でも奇異であるのは、約200年前に生誕した人物である彼が、現在もなお存命しているというものです。偉人やスターの存命説は合衆国では(恐らくはエジソン卿ただひとりのの不可思議なまでの長命を根拠として)伝統的な噂、伝説として広く知られていますが、彼についての伝説は奇妙なまでに具体的です。特に具体的であるとされるのがこのフランクリン劇場の運営です。
 当劇場の運営はすべてベンジャミン・フランクリン卿の私費によって行われており、採算は度外視されている。それが故に、最新設備の新興劇場が乱立するブロードウェイにおいて、伝統的な古い型の演劇・歌劇が素晴らしいまでの完成度で今なおわたしたちに届けられているのだ──こういった伝説は今なお語られており、フランクリン劇場もそれを否定することはありません。勿論、肯定する訳でもないのですが。
 伝説の真偽はともかく、古き良き欧州風の演劇・歌劇がここにはあります。ブロードウェイが劇場の街として知られることになる以前から公演を続ける、まさしく合衆国劇場史を体現した存在である、フランクリン劇場。ブロードウェイの初心者であっても、玄人であっても、お薦めです。
 一度当劇場へ足を運べば、皆さまは不変の美を目にすることになるでしょう。



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ジンジャー・ロジャース

 女優にして歌姫。現代最高の女優と褒め称える評論家も数多くいます。
 彼女の名はジンジャー・ロジャース。ミズーリ生まれの彼女がブロードウェイで成功を掴むまでにはさまざまな出来事があり、それは彼女自身が望みはしなかったものの自伝という形で世に広まっています。その自伝は非公式のものであり、彼女自身は否定も肯定も行っていませんが、多くは真実であると関係者は口を揃えているといいます。
 すなわち、幼くして父を失ったという境遇と、不屈の精神によるたゆまぬ努力と成功までの道程です。それは多くの合衆国の人々の心を掴みました。
 ですが、ですが彼女の真価は決してその生い立ちと過程ではありません。
 舞台の上で歌う彼女、演じる彼女の素晴らしさこそが人々の心を真に震わせ、彼女を一流のスターとして認めさせたのです。昨年より新たな娯楽“映画”への出演も行っているジンジャー・ロジャースですが、やはり彼女の真価を味わうにはブロードウェイへ足を運ぶしかないでしょう。映画方面は自由なようですが、現在の彼女はフランクリン劇場と専属契約を結んでおり、前世紀に作られて今なお人気の続く演目『マイ・フェア・レディ』を主演しています。名作家ジョージ・バーナード・ショーが若かりし頃に書き上げた小説を元としたこのミュージカルは、彼女の主演のままで来年1903年には映画化も予定されています。
 一昨年よりニューヨーク・ギャング(マフィア)、ノーサ・コストラ幹部との恋愛が噂されている彼女ですが、そんなものは些細なこと。彼女の真価のすべてはその歌声と演技にあるのですから。ぜひ、フランクリン劇場で、彼女の真価を味わって下さい。それが叶わない場合は、来年の映画公開をお待ちいただければ──



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